青汁を「三日坊主」で終わらせない続け方のコツ
健康のために青汁を始めてみたけれど、気づいたら粉末の箱がキッチンの奥で眠っている…。 そんな経験はありませんか?ここでは、青汁を無理なく続けていくためのコツを整理しました。 毎日の食生活にやさしく寄り添う一杯にしていきましょう。
なぜ青汁は続けにくいの?よくあるつまずきポイント
「体に良い」のは頭ではわかっていても、習慣にできない原因がそのままになっていると、 どうしても三日坊主になりがちです。まずは、よくあるつまずきポイントを整理してみましょう。
1. 味やにおいが苦手で気が進まない
「青臭そう」「苦そう」というイメージが強く、最初の一歩が重い方も少なくありません。 一度飲んでみて「やっぱり苦手」と感じ、そのまま箱ごと眠ってしまうことも。
2. 忙しくて、つい飲み忘れてしまう
朝はバタバタ、夜はクタクタ。タイミングを決めていないと、つい後回しになってしまいます。 「時間があるときに飲もう」と思っていると、気づけば何日も空いてしまうことも。
3. 効果がすぐに見えずモチベーションが下がる
青汁はサプリや健康食品と同じく、コツコツ続けてこそ力を発揮するもの。 しかし、「1週間飲んだけど変化がわからない」と感じてやめてしまうケースもあります。
今日からできる!青汁を続けやすくする5つのコツ
ここからは、青汁を毎日の習慣にしていくための具体的なアイデアをご紹介します。 すべてを一度に完璧にやろうとせず、「できそうなもの」から取り入れてみてください。
コツ① 飲むタイミングを「固定」してしまう
青汁の大きなポイントは「いつ飲むかを決めてしまう」ことです。 例えば、次のようなルールを自分の中で決めてしまいましょう。
- 朝食のコーヒーの前に、青汁を一杯
- 昼食後のデザート代わりに、青汁+ヨーグルト
- 夕食前に一杯飲んで、食べ過ぎ防止のスイッチに
「時間」ではなく「行動とセット」にすると、忘れにくくなります。 例:「歯みがきの前に青汁」「お弁当を食べる前に青汁」など。
コツ② お気に入りの飲み方を見つける
水だけで飲むと青汁の風味をダイレクトに感じるため、苦手な人もいます。 そんなときは、次のようなアレンジから試すのがおすすめです。
- 牛乳や豆乳で割って、まろやかに
- ヨーグルト+はちみつ+青汁で簡単スイーツ風
- バナナやフルーツと一緒にミキサーでスムージーに
- ほんのり甘みのあるタイプ(例:ベジプレッソなど)で飲みやすさ重視に
「おいしいから続けたい」と思える飲み方が見つかると、続けるハードルはぐっと下がります。
コツ③ すぐ飲めるように「段取り」をつくる
続けられない理由のひとつが、「準備が面倒」という心理的なハードルです。 できるだけ手間を減らす工夫をしておきましょう。
- マグカップ・シェイカー・スプーンをキッチンの定位置にセットしておく
- 個包装タイプなら、箱から出してカゴやボトルにまとめて入れておく
- デスク横やダイニングテーブルの上など、「毎日目に入る場所」に置いておく
「見える」「手が届く」「すぐ作れる」をそろえると、ぐっと続けやすくなります。
コツ④ 完璧を目指さず「7割できればOK」にする
「毎日絶対に飲まなきゃ」と思うほど、1日飲み忘れたときに 「もういいや…」とあきらめやすくなるものです。
そこで、あらかじめ「週7日のうち5日飲めたら合格」と決めておきましょう。 少しゆとりを持たせることで、気持ちが楽になり、トータルでは長く続けられるようになります。
コツ⑤ 小さな変化をメモしてモチベーションUP
青汁のうれしい変化は、ゆっくり少しずつ現れます。 そこで、「いい変化」をメモして見える化しておくのがおすすめです。
- 朝スッキリ起きられる日が増えた
- 野菜を食べられなかった日も、罪悪感が減った
- お通じのリズムが整ってきた気がする
手帳やスマホメモに1行だけ残しておくだけでも、「もっと続けてみよう」という気持ちにつながります。
飲み忘れを防ぐ「仕組み」をつくろう
意志の強さだけに頼らず、自動的に飲みやすくなる仕組みづくりも大切です。 ちょっとした工夫で、飲み忘れがぐっと減らせます。
スマホのリマインダーを味方にする
毎日同じ時間にアラームやリマインダーが鳴るよう設定しておくと、 「あ、青汁の時間だ」と自然に思い出せます。 最初の1〜2週間だけでも設定しておくと、習慣の形がつくりやすくなります。
「外出用の青汁」を別に用意しておく
仕事や外出の日は、どうしても飲み忘れが増えがちです。 個包装タイプをポーチやカバンに数本入れておくなど、外出用のセットを作っておくと安心です。
- 職場のデスクの引き出しにストックしておく
- マイボトルに入れて持ち運ぶ習慣をつくる
家族と一緒に飲んで「イベント化」する
一人だと続けにくいことも、家族やパートナーと一緒だと楽しく続けやすくなります。 「夕食前の青汁タイム」「休日の朝はみんなで青汁」など、ちょっとしたイベントにしてみるのも素敵です。
自分のペースで、心地よく続ける青汁習慣へ
青汁は、「体にいいから飲まなきゃ」という義務ではなく、 自分や家族のからだを思いやる、小さなやさしさのような存在です。
タイミングを決める・飲み方を工夫する・準備をラクにしておく…。 そんな少しの工夫で、「続けるのが大変なもの」から「気持ちよく続けられる習慣」に変わっていきます。
今日の一杯から、あなたらしい青汁習慣を育てていきましょう。